【衝撃】あなたのインデックス投資、実は核兵器企業にも? その真実と対策
インデックス投資は、その手軽さと低コストで多くの投資家に人気です。しかし、あなたは知らずに自分が想定していない企業に投資しているかもしれません。この記事では、インデックス投資に潜む注意したい課題と、その対策について解説します。

by LSFP

目次

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1. インデックス投資と軍需産業の関係
インデックス投資と軍需産業の関係について解説します。

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2. 核兵器関連企業の実態と投資への影響
核兵器関連企業の実態と投資への影響について説明します。

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3. 知らずに投資してしまうリスクと影響
知らずに投資してしまうリスクと影響について詳しく解説します。

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4. 倫理的な投資方法と代替策
倫理的な投資方法と代替策について紹介します。
1. インデックス投資と軍需産業の関係
インデックス投資の仕組み
インデックス投資は、特定の市場指数に連動するように設計された投資手法です。例えば、S&P500指数に連動するファンドを購入すると、その指数に含まれる500社すべてに投資することになります。
軍需産業の含有
しかし、これらの指数には軍需産業や核兵器関連企業も含まれていることがあります。例えば、ボーイング社やレイセオン・テクノロジーズは、民間航空機だけでなく軍事機器も製造しており、多くの主要な株価指数に含まれています。
投資家の認識
投資家の多くは、自分の資金がこうした企業に流れていることを意識していません。
2. 核兵器関連企業の実態と投資への影響
問題視される投資
核兵器関連企業への投資は特に問題視されています。
これらの企業は、国際法で使用が禁止されている兵器の製造に関与しているためです。
代表的な企業
代表的な核兵器関連企業には以下のようなものがあります
1. ノースロップ・グラマン
2. ロッキード・マーティン
3. BAEシステムズ
投資の実態
2021年の報告(※)では、25の核兵器製造企業に対して、338の金融機関が6,851億ドルを提供していたことが詳細に記載されています。
※「2021Perilous Profiteering」
投資家の資金がこうした企業に流れることで、間接的に核兵器の開発や維持を支援することになる可能性があります。
どういう会社に投資して資産を増やすのかということは、とても大事なこと
”MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスには、軍需産業が33社含まれています。
S&P500でも軍需産業が12社含まれています。アクティブな運用会社は、軍需産業には投資しません。
運用会社はただ単に儲かればよいということではありません。投資家からお預かりした大事なお金の投資先にも責任を持つ立場であり、事業を通じて社会に貢献できる企業に投資をする責務を負っているという自覚を持つべきだと考えています。  
コムジェストは、ESGという言葉ができる以前から、ESGを大切にしています。環境を破壊しないことは当たり前です。社員を踏みにじって利益をあげるような会社にも当然投資をしません。そこをよく調査します。なぜなら、そんな企業には長期的な成長はないからです。同じように、長期的に成長してほしくないような企業である軍需産業、核兵器を作っているような会社には投資をしません。残念ながらミサイルや核兵器は人を幸せにすることはありません。運用会社としてどういう会社に投資して資産を増やすのかということは、とても大事なことだと思います。”
コムジェスト・アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 高橋 庸介氏
ウエルスアドバイザー 投信EXPO2023(2023年10月14日) 講演資料から
3. 知らずに投資してしまうリスクと影響
倫理的ジレンマ
自身の価値観と相反する企業を支援することになる
レピュテーションリスク(評判や信用が低下することで生じる損失リスク)
特に機関投資家や企業にとって問題になる可能性がある
法的リスク
一部の国では、核兵器関連企業への投資が禁止されている
財務リスク
ESG投資の普及により、これらの企業の株価が長期的に下落する可能性
4. 倫理的な投資方法と代替策

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ESGスクリーニング
ESGスクリーニングを行うインデックスファンドの選択

2

カスタムインデックス
軍需産業や核兵器関連企業を除外したカスタムインデックスの利用

3

アクティブ運用
核兵器製造企業には投資しないアクティブ運用ファンドの活用

4

直接株式投資
直接株式投資による銘柄の選別
例えば、「MSCI World ex Controversial Weapons Index」は、クラスター爆弾や対人地雷、生物・化学兵器、劣化ウラン弾、核兵器に関与する企業を除外しています。また、一部の資産運用会社は、軍需産業や核兵器関連企業を除外したETFを提供しています。これらのファンドを利用することで、より倫理的な投資が可能になります。
5. まとめと今後の展望
1
現状認識
インデックス投資には多くのメリットがありますが、同時に知らずに倫理的問題のある企業に投資してしまうリスクも存在します。特に核兵器関連企業への投資は、多くの投資家にとって望ましくないものでしょう。
2
将来の傾向
今後は、ESG投資の普及や投資家の意識向上により、軍需産業や核兵器関連企業を除外したインデックス商品がさらに増えていくことが期待されます。
3
投資家の役割
投資家一人ひとりが、自身の価値観に合った投資方法を選択することが重要です。
FAQセクション
やるべき事

1

ポートフォリオの見直し
あなたの投資ポートフォリオを見直す時が来ているかもしれません。

2

現状確認
現在の投資内容を確認し、必要に応じて倫理的な選択肢を検討してみましょう。

3

専門家への相談
詳しいアドバイスが必要な場合は、専門のファイナンシャルアドバイザーに相談することをおすすめします。
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インデックス投資の意外な真実をご存知でしたか?
核兵器企業への投資も知らずにしているかもしれません。
さらに【インデックス投信には構造的な問題点】が潜んでいます。
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